二十六日目



寸止めゲームを制作する。

なんとなく卑猥なネーミングだが、これを名付けたのは私ではない。

教材に寸止めゲームと書かれているのである。

分かりやすく言うと、チキンレースのようなゲームである。

ゲームの要素は、大まかに言うと以下の三点である。



・車とゴールが配置されていて、

・車をゴールまで走らせ、

・どこまでゴールまで近づけられるか



というもの。

今回はオブジェクトの配置、コントローラースクリプトの添付、

そしてUIの配置が主な学習内容である。

さっそく制作にかかる。



オブジェクトを配置し、背景色を設定する。

マウスクリックによって速度が設定され、オブジェクト()が走り出し、

一定速度で減速するようにした。

この辺りは前回のおみくじと同じ要領である。








実行して車を走らせてから、私は考える。

これでは味気ないのではないか。

ダウンロードした素材の中には効果音がある。

あとで効果音の設定もすることになるのだが、

車が横に動くだけである。絵面がさみしい。



そこで擬音を勝手につけることにした。

GIMPを使って透明レイヤーに書き出す。



 

完璧である。

ポップな車とギャップのあるオノマトペをあえて使用することで笑いを誘い、

プレイヤーの興味を引き立てる作戦である。

さっそくシーンに配置する。

最初は非表示で、クリックしたら読み込まれるようにしたかったが、

トライするも技術力不足により、
高度な読み込み処理は断念

少し工夫して、

今回行っている処理の範囲内で似たような挙動を再現する。



2Dゲームの制作では、画面を映すカメラはZ座標が-10に設定されている。

これ未満の数値になると、オブジェクトはゲーム画面に映らなくなる。

これを利用し、開始時はZ座標を-11に設定し、

マウスクリックによりZ座標を増やすことで画面に表示させるようにした。
クリックによる擬音オブジェクトの読み込み処理をしなくても、
これなら同じことが表現できるはずである。



動かしてみる。



成功だ。

車と同じ動きをさせるので、

スクリプトは大部分を流用することができた。

効果音やUIなどの設定も進めてゆく。



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