五十二日目

引き続き作業を続けているが、

今日は体調管理の話でもしようか。

私は今、とても眠い。

このゲーム開発とは別の作業に時間を取られていたのは先日触れたが、

その作業の完遂を早めるために、睡眠時間を大幅に削って進捗を稼いでいた。

具体的に言うと、大体夜の二時半頃に寝て六時半に起きるという生活をしていた。

当然ながら、日中は物凄く眠い。

最初の頃はそれなりに何とかなるのだが、日を重ねるにつれて眠気は激しくなる。

それにつれて作業効率は落ちる。そのせいで深夜の作業が伸びる。

悪循環である。

土日で睡眠時間を調整するのにも限度があるし、

何より生活リズムが崩れてしまうのは避けられない。

進捗自体は維持していたが、体調は反比例して低空飛行を続けた。

結局のところ、こうした行為は栄養ドリンクの摂取と同じで、

体力の前借りに過ぎない。

それが常態化すればどこかで破綻してしまうのである。

作業自体はすでに終わったので、幸い、この生活サイクルは終わりを告げた。

現在は睡眠時間を増やしてまともな生活リズムへ戻す最中である。

今は自分がどれくらい疲れているのか分かる程度には体調が戻っている。

夜10時半に問答無用で睡眠をとり、朝の四時半に起きる生活を続ける。

これで六時間の睡眠だ。以前に比べればかなり改善されている。

10時半就寝は就寝時間と起床時間が決まっているので、

ダラダラと睡眠時間が削られるのを防ぐことができる。

就寝まで集中して作業に取り組み、残りは起きてから余裕時間終了まで。

活動できる時間が決まっていれば、あとは集中力の問題である。

時間に追われる生活をしていると、どうしても焦ってつまづいてしまうことがある。

これはよくない。

時間とは、自分から追いかけるものである。