四十日目



今回の学習で制作するのは的当てゲームだ。

的に当てるシンプルなゲームだ。

だが、学習内容は的当てのスクリプトよりも、

3Dマップの生成やテクスチャ、エフェクトによる演出がメインとなる。

今回のゲームは3Dである。

さっそく制作に取り掛かる。


シーンにTerrainを配置する。

TerrainとはUnityに用意されている地形である。

「テライン」と読むらしい。

色々試した感覚から言うと、

地形というよりもキャンバスというのがしっくりくるかもしれない。

これを利用して山や川のテクスチャを貼り付けるだけで、

立派な地形を作ることができる。

さっそく地面に起伏を付ける。



 


付かない。頭を抱える。

確かに起伏を生成するモードになっているはずだが……。

教材によると青い円が表示されて起伏を作れるとのことだが、

青い円とやらは表示されない。


 



拡大してみると、ドットのような青い表示は見つけることができた。

教材を少し先まで見ると、

起伏を作成するブラシの太さや濃さは変更することができるらしい。

ふと思うところがあって、ブラシの設定で太さを変えてみる。


 



できた。

初期値が最小設定になっているなら先にそう言ってくれと思った。

何度でもいうが、

手順通りにやってできないとハゲそうになるので本当に止めてほしい。

Terrainの起伏でマップを作る。

今回の制作で使用する草のテクスチャをインポートし、

Terrainに貼り付けた。


 

 


岩(というか禿げた地面)のテクスチャも貼り付けてみる

簡単だ。

木を生やす。



 



生やしすぎた。

シーンに的を配置する。ゲームの画面はこのようになる。






大量に生やした木はほとんど無駄だが、
細かいことを気にしてはいけない。
的に当てるためのイガグリを配置し、

イガグリを飛ばすスクリプトを書く。


 


ちゃんと飛んだ。

次は演出である。

パーティクルというものを利用したエフェクトを作成する。


 



これを放射状に飛ばしたり、色を変えたり、

重力に逆らって飛ばすことで煙や炎を表現したりできるらしい。

この粒子の大きさなども様々に設定できるようだ。

とりあえず的にイガグリが当たったら弾けるような演出にする。


 



パーティクルの表示時間などを微調整した。

オブジェクト同士が衝突した際にパーティクルによる演出を行う。

実際に当たった時はこのようになる。



 



あとはクリックした場所にイガグリが飛ぶようにするという最後の項目だけだが、

ここで問題が発生した。

ちゃんと飛ばなくなった。

「指定した方向へオブジェクトを飛ばす」

という処理から、

「タップしたスクリーン座標からシーン内の座標へ向かうベクトルの力を加える」


という処理に教材通り変更したらおかしくなった。

自分のスペルミスを疑い、

教材のスクリプトを利用してみても駄目である。

問題の所在はスクリプトではない部分にあるのかもしれない

その後も色々試してみたが、どうも原因がつかめない。

幸い、今回の学習部分の肝であるTerrainとパーティクルの操作は学べているので、

後ろ髪を引かれるが、思い切ってこの章の制作を打ち切ることにした。

原因は引き続き調査するが、

この部分だけにこだわっていたずらに時間を浪費するのは無駄だと判断。

次の章の学習へ進むことにした。


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