第七十日目




ここからはすべて手探りでの進行となる。

そういえばこれまで詳しく説明してこなかったが、

Unityにはアセットストアというものがあって、

そこから第三者が公開しているゲーム用素材をダウンロードできるのだ。

3Dモデルといったものだけでなく、

スクリプト、音楽、システム、UIなど様々なものがある。

大抵は有料だが、中には無料で公開されているものも存在する。

今回は無料のものからモデルデータなどを探してゆく。

さっそく戦闘機っぽいものを見つけたので、

自分のUnityプロジェクトへインポートする。






 

……なるほどね?

私の見たものと違う。

なんだろう、この奇妙な、

エヴァンゲリオンに出てきて宇宙から落下してきそうな物体は。

必要そうなデータをちまちまインポートしながら

このモデルに色を付けたりしようとやってみたが、

どうにもうまくいかない。

これまでの学習では、

モデルにテクスチャを張り付けたりする作業がなかった。

一度あったような気もするが、

私の頭からは内容がきれいさっぱり抜け落ちているので、

それはノーカウントである。



とりあえず、

このアセットを丸ごとインポートして、

完成形を見ることにする。

そこに張り付けられているテクスチャの形や場所を見ながら、

設定をパク……リバースエンジニアリングすることにした。


 


完成形は、結構しっかりしているな。

シンプルな造形だが、

今回のような単純なプロジェクトに使うのが勿体ないくらいだ。

マテリアルやメッシュなどもきちんと張り付けられている。

どうやらプレハブからインポートして作業するのは間違いのご様子。

完成形にあるデータを見ながら、

少しづつ本来の姿に近づけていく。



 


テクスチャなどは張り付けてあるはずだが、

なぜか真っ暗である。

うーむ。

完成形のシーンには光源があった。

試しにこちらにも加える。





成功だ。



0 件のコメント:

コメントを投稿